プールにスタジオ、そして素晴らしいラウンジも備えたシティホテル級のインテリアと手厚いもてなし。そんな素晴らしい産婦人科を福岡市内で4つも展開しているクリニックがあります。
20年に渡って産婦人科の理想の形を追求していらっしゃる院長の渡辺先生に、姪浜のお洒落なラウンジでお話を伺いました。
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≫今回、事前に拝見させていただいて、4クリニックとも素晴らしい施設で感心しました。一般的に産婦人科の院内はピンク系が多いですね。でもこちらは濃い茶と白を基調にしていて、シティホテルのようなシックな雰囲気、皆さん入院されたら退院するのが嫌になりそうですね。
渡辺先生:退院前にいただいているアンケートにも、「もうしばらく入院して、ゆっくりしたかった」というお答えが結構あります。特に上のお子さんがいらっしゃる方だと家に戻ればまた子育てに追われて大変ですからね。 |
≫ 患者さんにまず、居心地のいいアメニティ空間を提供することを意識されているということですね。
渡辺先生:私の好みでやっている部分も多いですね。産婦人科ですからピンクやレースの柔らかい雰囲気がお好きな方もいれば、シャープで落ち着いた感じがいいという方もいます。それは患者さんがそれぞれ選択すればいいと思います。ただ、せっかく赤ちゃんが誕生する場所ですから、明るい雰囲気であるように考えています。 |
≫他に意識しているところはありますか。
渡辺先生:病院だからといってサービスの部分が中途半端では良くありません。サービスを提供するスタッフはプロとしてきちんとトレーニングされていることが原則だと思っています。病院の中のレイアウトも患者さんが動きやすいように細かく指示しています。
≫きっと患者さんはここでは特別な時間・特別な空間で、手厚くもてなされたという印象を受けられるのではないでしょか。
渡辺先生:どうしても患者さんにはアメニティの部分が多く目に付きますが、私たちが本当に評価していただきたいのは、スタッフのレベルや、医療の安全性です。 |
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ただ、その辺は患者さんにとっては当たり前のことですので、アメニティを含めたプラスアルファの要素はかなり大きいと思います。ソフトとハードのバランスが取れた理想的状態を目指してやっています。
≫そのバランスが取れたと思われたのはいつ頃ですか。
渡辺先生:まだまだですが、開業当初から勤務してくれている人も多いので、スタッフ教育には時間をかけています。私たちの仕事は人と人の接する仕事ですので、スタッフの人間性や気遣いなどがとても重要になってきます。ちょっとした一言が患者さんを勇気づけたり、逆に傷つけたりもします。その辺はきっちりと教育をしていきたいと思います。 |
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≫ こうした贅沢なつくりのクリニックを4つ開院していらっしゃいますが、それぞれの特徴というか、違いはありますか。
渡辺先生:昭和60年、最初に福岡市東区香椎でスタートしてからもう20年になりますが、当時先輩方からは、産婦人科は表通りから一本入ったような立地がいいとアドバイスされました。人目を忍んで入るようなイメージですね。しかし、せっかく人の命が授かるところですし、明るい雰囲気のほうがいいと思いました。ですから、道路に面してガラス面の多い作りにしました。
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≫ 20年前にそういう風にされたのは、かなり画期的だったのではありませんか。
渡辺先生:そうかもしれません。そういう産婦人科の病院は珍しかったのか、当初の予想以上に忙しくなりまして、多いときはひと月に120~130人くらいのお産を私1人でやっていました。そうなるとどうしても外来の患者さんを待たせてしまいます。私が目指していたのは月に40~50人位お産の方に来ていただけて、患者さんと密接にコンタクトができるような病院作りだったのです。それで当初の思いとの違いがストレスになっていきました。 |
≫患者さんはそういう病院を待っていたのだと思いますが、逆に先生にはそれがストレスになったのですね。
渡辺先生:しばらくは自分自身、悶々としていましたが、ちょうど弟が一緒に仕事をすることになったのを機にもう一度原点に返ろうと考えました。少人数のスタッフと患者さんが密なコミュニケーションを取れるような病院をやろうと決意しまして、2軒目の施設を思い立ちました。
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≫それは何時頃の開院ですか。
渡辺先生:平成9年の西新です。その後、平成13年に姪浜、平成16年に新宮という順です。香椎のほうを弟に任せられるようになりましたので、医者として自分の原点に帰るために西新をはじめました。そんな中で、姪浜と新宮は、開業当初からのスタッフの活躍の場になればと思ってつくりました。20年前の開業当初は看護学校を出たばかりのスタッフを教えながらやってきました。香椎の頃は自分も若くて忙しい中でかなり気持ちが張り詰めていましたから、どうしてもやかましく指導したり、横柄な態度をとっていたと思います。
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それにもかかわらず長年勤めてくれるスタッフがいて、そういう人たちに支えられているなとつくづく感じるようになったのです。なかにはポジションさえあれば能力をもっと発揮できる人も大勢います。そんなみんなへの恩返しための3軒目、4軒目なのです。
≫今まで培ったスタッフとの信頼関係の中で、新しい活躍の場としての器ということですね。
渡辺先生:あとは、香椎で予想以上に患者さんが集中した中で気づきましたのは、施設にはある程度の適性規模があるということです。たとえば月に30~40人くらいのお産をやっていけるような施設規模なら、スタッフも患者さんとコミュニケーションがとりやすいし、患者さんの満足度も高まるのではないかと思います。一方、産婦人科もいろいろ難しい状況のときもあります。そういう時にお互い助け合えるような形を模索し、緊急手術があるときは他のスタッフが応援に駆けつけるなどお互いが連携し、協力関係を築ける状態の中でやっていきたいというところから、今のスタイルになりました。
≫適正規模を維持しながら、病院相互が連携し、助け合うことで大きな組織力を保つということですね。こうした病院の形態はあまりお聞きしませんが。
渡辺先生:意図的に造ったということではなくて、先ほどお話したような流れでこうなっているのが現状です。 |
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≫赤ちゃんを産む女性の側にたっての発想といういことですが、それが集約されているのが全病院の玄関に掲げられている“With All Your Heart”という言葉ですね。
渡辺先生:はい。患者さんの気持ちになってと、そういうことです。元気な赤ちゃんを産んで本当に幸せで喜ばしい気持ちのときは、私たちも一緒に喜びを感じます。また、中には残念な結果で流産されたり、赤ちゃんがなくなられたりするケースも当然ありますが、そういう時は私たちも悲しみを分かちあい、患者さんが退院するときは少しでも和やかな気持ちで退院させてあげたいと思います。それはスタッフにも同じ気持ちでやってほしいと、開業したときから常に言い続けてきました。 |
≫20年前からそうした言葉を掲げてやってこれれた中で、お産のシーンも変化してきていると感じられますが。
渡辺先生:今、産科の医療は難しい時代にあると思います。昼夜を問わない、肉体的にもハードな仕事ですので、新たに医者になる方たちは敬遠しがちなようです。しかしそれは残念なことです。私自身は大学卒業のとき臨床研修で各内科・外科などを回って産科でお産を見せていただいたときの印象が強く残っています。以来、やはり人が産まれることは素晴らしいことだと思い続けて、そのおかげで現在までやっているところがあります。 |
国も産科医の減少や少子化などが問題になっているのですから、これから産科医を目指そうとする人たちが働きやすい環境にするような政策を作っていく必要があると思います。労働条件はもちろんですが、今は一生懸命やっても結果が悪いとトラブルになりがちです。そうしたリスクやハードワークを避けて、なりたがる人が減っているのが現状だと思います。
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≫産科が減っている一方で産む人も減っていますね。現実に1人1人を見ると、産みたいけれど産めないとか、産むことへの心理的ハードルが高くなっている気もしますが。
渡辺先生:世の中便利になって、女性の選択肢も増えています。そんな中でお産や子育ては女性が手をかけ自分を犠牲にしなければならない部分です。そういうことがついつい敬遠される風潮にあるのは、今の時代しかたない気もします。ただ、女性は自分の遺伝子をつないでいくという神様から与えられた素晴らしい能力をもっています。その能力をぜひ発揮してほしいと思います。お産は、命を次の世代にバトンタッチしていくことですから、その素晴らしさをもっと知ってほしいと思うのです。 |
≫その素晴らしさを知る情報が身近に少ないので、いつかと思っているうちにあっという間に出産適齢期が過ぎてしまうということもあるようです。
渡辺先生:私たちの立場でできることは、たとえば、出産しようかと迷っている方や、もっと下の中高生の女子や、もちろん男子もですが、命の大切さ、赤ちゃんを育てる素晴らしさ、そういうことをぜひ知ってもらうために積極的に学校などで講演をしています。また、夏休みに学校の生徒さんたちに希望を募って、実地体験をしてもらっています。
≫そうした経験があると変わりますか。
渡辺先生:変わります。いまの中学生は姉妹兄弟が少なくなっていますから、赤ちゃんを抱いたりした経験のない子がたくさんいます。そういう子たちに患者さんの了解を得て、赤ちゃんを抱いたり、看護師のそばについてお風呂に入れるのを手伝ったり、オムツを替えたりしてもらうのです。その日にお産があって立ち合わせてもらったりすると涙を流して感激しますよ。 |
≫とてもいいお話ですね。
渡辺先生:私たちにできることは、そういう実体験を通して伝えていくことを地道にやることですね。あわせて言葉で伝えていくことも必要だと思います。実際にあなたが産まれてくるときはこういう状況でお母さんが必死に頑張って産んだんだよ、ということが分かってもらえると、ちょっと生き方が変わると思いますね。
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≫最近は、女性の中でも出産が怖いとか、自然なこととして受け止めるのが難しくなっていると聞きますが。
渡辺先生:私自身も開業当初はなるべく自然な出産がいちばんいいと思っていました。今だとそれを手助けする、ソフロロジーなどいろいろな出産の方法がありますね。しかし、実際にその方法で非常にうまくいく人もいるし、なかなか緊張感がとれず、痛みでパニックになってうまくいかないケースも現実にあるのです。今では私自身、お産にはその人に合ったやり方があって当人がお産への恐怖感が強いのであれば、無痛分娩を積極的に取り入れてやる出産があってもいいですし、その辺は柔軟に考えた方がいいと思います。
お産の経過も1人1人違うし、痛みに対する感受性も違うのですから、人がこうしたから絶対こうしければいけないというのではなく、あなたも少しゆとりをもってお産に立ち向かったほうがいいよと言う話をよくします。
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≫患者さんの精神的なケアも大切なのですね。
渡辺先生:基本的には患者さん1人に助産婦1人を割り当て、妊娠中のマザークラスなどの教室の時からサポートします。そして、お産が近くなったら患者さん自身が担当する助産婦とゆっくり話す時間をとっています。 バースプランといって、どういう出産がしたいかということです。日本ではご自分で明確なバースプランを持っている方はまだ少なく、病院任せというケースが多いのですが、妊娠中のマザークラスで話したり、最終的にお産が近い時期に助産婦と話していただいて、どういう風に考えるかを決めています。
≫妊娠中は孤独な思いをすることもあると聞きましたが、そういうサポートはいいですね。
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渡辺先生:それからいろいろな教室を通してお友達をたくさんつくるようにすすめています。妊娠中のマタニティビクスやアロマ教室、産後のベビーマッサージ教室、保育士と一緒に遊びながらの子育て教室など。こうしたラウンジも患者さんが部屋にこもりっきりになるのではなく、一緒に語らう場として使われています。そういうきっかけを病院でつくっていこうということです。 |
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≫それも20年も前からおやりになられていることですか。
渡辺先生:はい。私は、妊娠出産というのは女性にとって特別なものだと思います。たとえば普段は自分の日常生活をぜんぜん気にしない人でも、妊娠出産にあたっては程度の差はあれ気にしだします。タバコや食事や、運動が苦手な人でも無事に赤ちゃんを産むにはなにか運動をした方がいいのかなと思ったりしますよね。そういう気づきや思いをこちらが時期を選んで実践するきっかけを作れば、その人の一生にとっていいことが必ずあると思うのです。
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≫そこまでの細やかなケアの中で出産されると、ふたり目3人目もこちらでという方もいらっしゃいますでしょう。
渡辺先生:そうですね。開業当初に私がとり上げたお子さんが、今度はご本人が赤ちゃんを産みたいと見えたり。そういう時は本当に幸せな気持ちですね。 |
≫分娩室と出産準備室には、オリジナルの最新システムがあるそうですが。
安全にお産をするための器械―陣痛の状態や赤ちゃんの心拍数を記録する分娩介助装置に光や音が連動するシステムです。患者さんの恐怖や緊張をほぐすよう陣痛のリズムに合わせて音楽や部屋の照明が変わるのです。昔の冷たいイメージの分娩室ではなく、リラックスできる雰囲気にしたいと長年の試行錯誤の結果です。これは特許になっておりまして、全国で40~50の病院で採用していただいているようです。 |
| ■分娩室 :つらい陣痛を乗り切り、やがて感動の瞬間へ。 |
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| 渡辺クリニック 香椎 |
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渡辺クリニック 姪浜 |
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≫設備までご自分で作られてしまうという、お産に対する先生の熱意はすごいですね。
渡辺先生:きついことはあっても元気な赤ちゃんが産まれることが、自分たちの仕事の本当にやりがいだと思いますから。そういうお手伝いができることは非常に幸せなことだと感じているのです。ですから、そういう気持ちが自分の中にある限りは精一杯やって行きたいと思います。女性の方も神様から授かった命を次の世代に伝けるという能力をぜひ大事に考えて行ってほしいですし、子どもさんがいることが決してマイナスになるのではなく、それをプラスにしていくことは可能だと思うのです。それは自分の考え方や取り組み方を変えていくことで、子どもを育てることで自分が人間として成長できる部分もありますし、子どもと一緒に自分自身を伸ばして行けるということもあります。そういう女性を周辺でたくさん見ていますから。 |
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≫今まではお産のお話でしたが、当然婦人科にも力を入れておられて、それが先ほどの「With All Your Heart」の言葉の中にも込められているのかなと感じましたが。
渡辺先生:そうです。もちろん一般的な婦人科の手術、特殊な内視鏡を使った手術も行っています。産科の方が割合としては多いのですが、私自身としては産婦人科全般にわたって患者さんのニーズに応えられるような、女性の健康をサポートしていけるようなものでありたいと思っています。
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≫婦人科では、どのような相談が多く寄せられますか?
渡辺先生:若い女性ですと、やはり月経に関する相談、月経痛ですとか月経不順の相談でいらっしゃる方が多いですね。ですから、たとえば月経痛の相談に来たお嬢さんにOC(低用量ピル)を飲んだらどうかと話します。ところが後でお母さんから、どうして娘にOCなんか飲ませなくてはいけないんですかと電話がかかってくることもあります。残念ながらOCの認識はまだまだなのです。
≫月経痛に対してOCという選択をされない方へはどんなアドバイスがありますか。
渡辺先生:ストレスが原因で月経痛がひどくなる場合もありますので、今はアロマなどもブームですから、お部屋に好きな香りをおくとか、リラックスできるバスタイムを過ごすようにするなどでしょうか。痛みがひどいようなら痛み止めを使ってもいいでしょう。痛み止めは飲みすぎると効かなくなると周りから言われて、飲むのを我慢している人も少なくありません。しかし、学校の授業や仕事をお休みするよりは、お薬を飲んでちゃんと授業や仕事に出たほうがいいとお話しています。
≫月経の痛みは我慢しなくてはいけないと思っている女性が、まだ大勢いらっしゃるということですね。
渡辺先生:ホルモン剤というものも日本ではまだ特殊なお薬のように思われている部分があります。ですから私たちは患者さんとしてこられた方に、その都度OCの良さを説明したり伝えたりすることが仕事ですが、メーカーの側も誤解を解くような取り組みをもっと展開していけば、認識が高まっていくと思います。 |
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≫そして先生のような良きアドバイサーに出会えれば、女性のQOL、生活の質も向上するということですね。月経痛の他にはどんな相談が?
渡辺先生:最近ですとおりものの悩み、性感染症の心配という方もおられます。
≫おりものの悩みというと、急に増えて、ということですか。
渡辺先生:そうですね。それで検査をすると性感染症にかかっているケースが結構あります。ですから自分が不安に思うようだったら一回、ぜひ早めに来ていただきたいですね。
≫若い女性がちょっと不安だけれども行きにくいというときに、思い立って婦人科へ行くきっかけになるようなアドバイスはありますか。
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渡辺先生:そうですね、ここは街中にあって、1階が花屋やケーキ屋、有料の託児施設にして入りやすいよう施設上の工夫はしております。2階から上の部分が病院なので、1階からすっと入って来やすいと思いますが。
≫全てにわたるきめ細やかな対応は、どこかにモデルケースがあってのことなのですか。
渡辺先生:そうではないですが、それは一朝一夕にできているのではなくて、試行錯誤しながらやっているのが大部分です。以前の失敗やもう少しこうすれば良かったというところを少しずつ修正しながらやっています。ですからまだ進行形で十分ではありませんし、最大のテーマであるスタッフのレベルも、もっと患者さんの立場に立って仕事ができるようにこれからも引き上げていきます。
≫4つの施設と経験の蓄積が徹底して生かされているいくということですね。
渡辺先生:まだまだ全部はできていませんが、自分に気力があるうちは前向きにやって行きたいと考えています。
≫全部できたらどんな施設になるでしょう。
渡辺先生:終わることはないでしょうけれど、私自身のモチベーションをある程度高く保たなければいけません。私の考え方ややり方がスタッフの士気にも影響しますので、自分なりに少し高い目標を持っていきたいのです。自分でこれでいいやと思ってしまうと、その時点でだんだん気力が下がっていきます。スタッフのレベルもそうだと思います。何の仕事でもそうだと思います。そうでなければそれ以上にもならないし、現状を保つのも非常に大変です。
≫患者さんにとってのベストを追求するためには、ご自分に厳しくなければならないということでしょうか。それは大変なことだと思いますが、どうぞ女性のためにこれからも宜しくお願いいたします。本日は貴重なお時間ありがとうございました。 |
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