人より多くてかなりツライ私。
月経とうまく付き合うには!?
婦人科を訪問するのは、OCを服用していたとき以来です。副作用が気になったこともあってOCを飲むのを止めてしまい、それ以来婦人科には行っていません。でも、月経痛がきつくてなんとかしたいし、他にも色々聞きたいことがあります。辻先生、よろしくお願いします。
(嶋田由香里・学生)
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辻先生:今はOCはもう飲んでいないのですか。
嶋田:以前2ヶ月ほど飲んでいました。OCを飲むとすごく月経が和らぐというお話を聞いて、実際飲んでみると出血の量も、痛みも減って月経が軽くなりました。でも、OCは太りやすいと聞いていたので先入観からか、実際に飲んでいてむくんだような気がしたのでやめてしまいました。
辻先生:普通、早い方で1ヶ月、遅い方で3ヶ月で飲み始めのちょっとした症状は消えるといわれています。 |
ですのでもう少しで慣れてくる頃だったと思いますよ。
やめた理由として、むくみ以外の不安はありましたか?
嶋田:いいえ。特にありませんでした。
辻先生:でも月経が軽くなるのは実感されていたんですよね。月経痛が軽くなる理由の一つとして、経血量が減るということがあって、同じ理由で貧血にもなりにくくなります。
嶋田:月経の時の血のカタマリが気になりますが
、子宮内膜症などが原因ではありませんか。 |
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辻先生:その判断は一度診察を受けてからということになります。痛みの方は機能性月経困難症といって、乱れたホルモンバランスを整えることで改善できることもあります。また、出産経験のない女性は子宮の出口が狭いので、一気に大量の血が狭いところを無理やり通ろうとする時、子宮が痙攣して月経痛が起こるとも言われています。
OCを飲むと子宮の内膜自体が薄くなり、一気にはがれても大した量にならないので月経痛が軽くなると言われています。私も子宮の病気があり、月経痛もきつく嶋田さんと同じようなかたまりが出たりしていましたが、いろいろなOCを飲み比べながら続けたところ、それがすごく少なくなって3日で月経が終わるようになりました。
嶋田:そうなんですか。 |
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辻先生:避妊や、月経にまつわるトラブルの改善以外にもOCを飲んでいると、卵巣癌や、良性の乳房疾患などの発症率が少なくなるという報告もあります。またニキビにも効果があるといわれています。
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嶋田:私の場合、ホームページや掲示板などで情報を集めて避妊のためにOCを飲み始めました。そういう患者さんはこちらにも多いですか。
辻先生:避妊はもちろんですが、月経痛や月経不順、子宮内膜症の治療効果を期待して飲んでいる方もいます。利点のお話をすると、そんなことがあるなんて知らなかったとおっしゃいます。
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嶋田:先生ご自身も月経痛があって、いろいろな薬を試されたとおっしゃっていましたが、やはりメーカーによって合う合わないはありましたか。
辻先生:私の場合はありました。
嶋田:ということは3、4ヶ月で合わないと思ったら、別のメーカーのものを使ってみるのもいいですか?
辻先生:そうです。
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嶋田:はじめて受診するときにOCや受診などの費用がいくらかかるのか不安でした。
辻先生:OCは保険がきかないお薬なので、病院によって違うと思います。それよりも望まない妊娠をして中絶手術をする方が心にも体にも悪いと思います。体調管理にもなるし、男性任せでなく、女性自らが避妊の主導権を握れるわけですから。 |
嶋田:初診の時は必ず検査が必要ですか。
辻先生:たとえば他のクリニックで継続して飲まれていた方には、お薬だけの処方もしています。飲み忘れさえなければほぼ100%避妊できるので、避妊目的ではコンドームをしなくても大丈夫だけれども、そうなると、性感染症の心配を否定しておきたいですから、パートナーと一緒に性感染症の検査を受けることをお勧めしています。
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あと、OCの服用に関わらず女性であれば乳癌や子宮癌の検査も年に一回くらいは必要ですよね。症状があれば保険が使える場合もあるので、OCだけを希望する場合も一応保険証は必ず用意された方がいいです。
嶋田:ではOCを処方するときに検査を一緒にすることが多いということですか。
辻先生:必要だと思う検査はおすすめします。
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嶋田:こちらの患者さんで一番多いのはやはり月経不順や月経痛の方ですか。
辻先生:そうですね。ですから平均年齢は若いです。いつも統計を取っていますが25~29歳の方がいちばん多いです。次に多いのが20~24歳。制服で来る人もいますし、そういう意味では若い方が来やすいかも知れません。一番若い方で中学生の方も来ています。
嶋田:中学生はどういう理由で? |
辻先生:月経不順、月経が来ないということでした。
一回来たけれど止まってしまった、お母さんが更年期でかかっていたから二人で来るなど、いろいろなケースがあります。そういう意味では、皆さん以前より気軽に婦人科へ来られるようになっている印象はあります。一方で経験のない方だと、婦人科は痛いことをされたり、脱がされたりするところだと思っていたりするようですね。
嶋田:診察台のイメージがありますよね。でも、私が実際に内診を受けたときもなんだか一瞬で痛くはなかったです。
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辻先生:力を抜いていればね。ただお腹に力が入っていると、痛く感じるかもしれませんね。
嶋田:やはりどうしても緊張してしまいますから。
でもこちらのように素敵なインテリアや感じの良いスタッフと親切な先生にお会いできたら、みんな安心できると思います。
今日は、お忙しいところ貴重なお話をいろいろとありがとうございました。
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