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femalelife.jpトップページ > 私の婦人科訪問 > 毛利もとこ女性クリニック
実際に行ってみました。先生とお話しました。私の婦人科訪問
 
  毛利もとこ女性クリニック    [婦人科外来][避妊外来][女性検診外来][産科外来][婦人科相談外来]
[メディカルエステ]
  URL:http://www.josei-clinic.com/
 
〒190-0023 東京都立川市柴崎町2-1-8
立川駅南口メディカルモール2F TEL:042-540-3300
アクセス:
  JR中央本線・南武線「立川駅」南口より徒歩3分
『立川駅南口メディカルモール』2階
診療時間:
  [月]9:30~12:30/15:00~19:30
[水][木][金]9:30~12:30 15:00~18:30
[土]9:30~15:00
休診日:火曜、日曜、祝日
   
 

ガマンしてきた月経の不快感と痛み。
この辛さにピリオドを打つ方法が知りたい。

 
5年ほど前から続いている月経前の不快感と月経痛を何とかしたい!今月1月にオープンしたばかりのクリニック。とても落ち着いた雰囲気の診察室で、私にぴったりの解決法を聞いてみました。
木本ゆう子(39歳)
 
 

魚を見ながらぼーっとできる待合室なんてはじめて

  だんだん短くなってきた月経、これって異常!?

どこまでの症状だったら婦人科へ?

  自分のカラダのこと、基礎体温でわかるの?
月経の痛み、その原因は?      
 
魚を見ながらぼーっとできる待合室なんてはじめて
 
木本:こちらのクリニックにお邪魔して、まず水槽がどんとあるのに驚きました。今までにない新しいクリニックという印象ですが、どんなイメージではじめたのですか。

毛利先生:どんな人でも来られる、何回でも来られる、待ちやすい、威圧感がないクリニックを作りたいと思いました。第一に、絶対に診察室の外に声がもれないようにすること、来るだけでゆっくりできて元気になって帰れる、それがコンセプトです。待合室も、まず水槽を中心にイスなどの配置を考えました。雑誌などもほとんど置かず、泳ぐ魚を眺めながら癒しの音楽を聴いているうちにリラックスできる、そんな空間にしたかったのです。

 
 
木本:待ち時間にイライラしないで、むしろ癒されるなんていいですね。この診察室もとてもシックです。
 
毛利先生:女性のすべての悩みを聞き、話しやすいようにするため、落ち着いた雰囲気にしています。ここに来れば女性の面倒は何でも見てもらえると思ってもらいたい。それで、女性をサポートできるものは可能な限り全部置こうと思いました。スキンケアの面でも医師の領域で出せる基礎化粧品を置いていますし、ニキビ治療にピーリングを行うことができます。かかりつけ医としてお付き合いいただきたいし、「女性クリニック」と名乗っているのも入りやすさを前面に出したかったからです。病気だけでなく、いろいろな意味で元気になって帰ってもらうのが私の願いです。
 
 
木本:女性の健康をトータルに診る、そんなクリニックを以前から考えていたのですか。

毛利先生:医師になったときから開業志向はありました。必ず開業しようと思いながら医師を続けていたときに、子どもができたのがきっかけでした。当時、激務の病院で働いていて、当直もER(救急救命室)の担当もあり、翌日もそのまま夕方まで勤務を続け、オペがあれば夜までかかるような仕事をしていました。月に4回、ひどい時は7回くらいの当直がありました。それで、子どもができた時点でコンスタントに診療できるクリニックを開業しようと決めました。以前働いていた府中病院はここからも近く、そこで週1回、女性外来をさせてもらっています。ですから、そこに紹介した患者さんの治療方針を担当の先生に聞いてフォローできるというメリットもあり、一度診た患者さんとずっと関わっていきたいとう目的も果たせます。また、婦人科の敷居をできるだけ低くしたいし、私もずっと医者を続けるというポリシーがあり、それを長く持続させていけるのも開業医だと思いました。
 
木本:働きながら子育てをし、家庭を守りながら自分のライフスタイルを通していくのは大変だと思います。でも同じ境遇の患者さんにとっては強い味方ですね。

毛利先生:そういう方のためにも遅くまで診療しようと思いました。土曜日も15時まで、月曜日も19時半まで受付をしています。少しでも長く診療し、働いていてその時間しか来られないような方を多く診たいと思います。独身の頃に開業していたら、なかなかそこまで考えなかったかもしれません。
 
 
どこまでの症状だったら婦人科へ?
 

木本:いろいろ悩みがあっても、どの程度の症状や悩みなら受診してもいいのか分かりません。特別ひどくはなくても不安がある場合は受診してもいいのでしょうか。

毛利先生:月経と月経の間にちょっと出血があった、ちょっとお腹が痛いというくらいで来院する方もよくいます。診察してみても何もない場合や、基礎体温をつけてみると排卵出血のこともあります。また、旅行の予定があるから、あるいは大切な試験があるから月経を移動したい、ということでも最近はみなさん受診されます。婦人科系のトラブルは、発熱などの見える症状があまりありませんから、ちょっとした「かゆみ」や「できもの」が気になる程度でも来院することをおすすめします。

 
膀胱炎や頻尿の場合も、内科か、泌尿器科か、婦人科かと悩んだら、まず婦人科に来ていただければいいと思います。もし婦人科の領域でない場合は内科や泌尿器科を紹介します。
 
月経の痛み、その原因は?
 

木本:私の場合、5年ほど前から月経痛がひどくて、月経前症候群のようなものもあります。

毛利先生:どんな症状が出ますか。落ち込んだりすることはありますか。

木本:落ち込むことはありませんが、お腹のあたりがモヤモヤするというか、普段はないような不快感があります。月経になるとその不快感が痛みに変わります。

 

毛利先生:どこかで診てもらいましたか。

木本:一応、月経痛があるということで検診をしたことがありますが、なにも異常ありませんでした。月経痛には特に原因はないのでしょうか。

毛利先生:子宮内膜症、子宮筋腫のために月経痛がある方もいますが、原因はないけれど月経痛があるという場合の方が多いのです。内膜症などが原因の方は、年齢を重ねるにつれてひどくなっていくという傾向にあるようです。木本さんはひどくなってきていませんか。

木本:それほどひどくなっていないと思います。

 

毛利先生:月経痛には、主にプロスタグランジンという物質が関係し、痛み止めがすごく効くといわれています。痛み止めは使っていますか。

木本:使ったことがありません。

毛利先生:それなら第1段階として使ってみるといいでしょう。痛み止めは飲んでも体内に溜まらないできちんと代謝されるので危なくありません。すごく良く効きますから痛み止めを初めて飲んだ方はよく、もっと早く飲み始めればよかったといいます。それでも効果が出ない方や痛み止めはちょっとという方にはOC(低用量ピル)を処方します。

 
その他には漢方という選択肢もありますが、漢方が劇的に効く方はあまりいません。劇的に効くという方に話を聞くと、すごく細かい飲み方をしているようです。月経痛のときはこの漢方、そのあとはこの漢方を飲むという具合です。

木本:痛みがでるのは1日だけなので、それくらいなら薬を飲まなくてもいいかと思っていましたが、飲んで楽になるのであれば飲んだ方が良いかもしれませんね。
 
だんだん短くなってきた月経、これって異常!?
 

木本:月経痛の他に、年をとるにつれて月経周期が短くなっている気がします。

毛利先生:それはホルモンバランスが崩れてきているのかもしれません。バランスが崩れると、月経が短くなったり、長くなったり、量が減ったり、増えたり、変化が目に見えるようになってきます。毎月来ているけれど周期が短くなってきているようなら、一度基礎体温をつけてみるといいでしょう。きっちり28日周期ではなく、22日でも23日でも周期的に排卵しているかどうか見てみるのです。

木本:月経周期が短くなるのは異常なのでしょうか。

 
 

毛利先生:24日より短くなると異常といえます。月経が不順という方を診ると、前々回が27日周期で前回が28日周期、今回が25日周期だというような方がよくいますが、多少のバラつきは当たり前だと思います。それが全般的に短くなって、21日周期を繰り返したり、24日を切ってしまったりするのは異常です。でも毎月来るようでしたら、来ない人よりはずっとましです。中には転職したり、引っ越したりするだけで月経が1回来なくなるという人もたくさんいます。ストレスが胃に出る人もいれば、月経に出る人もいるということです。24日周期でも毎回来ているということならストレスではなくて、ホルモンバランスが全体的に崩れてきているのではないかと思います。

 

木本:そのバランスをもとに戻した方がいいということですか。

毛利先生:そうです。ただ、24日周期でも毎月月経が来て、基礎体温をつけてみてきちんと排卵しているようならそれでいいと思います。排卵していても高温期が10日以内だったら、何らかの異常が考えられますが、14日以上なら問題ないと思います。

木本:私の場合、周期的には問題なさそうです。

毛利先生:それなら、ホルモンバランスの問題だと思います。

 
一部過剰にホルモンが出ている可能性がありますから、それは一度調べた方がいいかもしれません。ホルモンバランスが崩れはじめると月経が早くなったり、遅くなったり、高温期がきちんと現われなかったりします。

木本:年齢的にホルモンバランスが崩れはじめるということはありますか。

毛利先生:30代後半くらいから崩れはじめます。45歳から更年期といわれていますが、その2、3年前から徐々に女性ホルモンが減ってきて、ある数値以下になると月経がなくなりますから、その前からホルモンバランスは崩れているのです。近頃の方はその時期が早まって、30代後半や30代半ばで月経不順になる方もいます。

木本:では30代後半からホルモンバランスが崩れだすとして、更年期に入るまでに診察してもらった方がいいタイミングはいつですか。

 

毛利先生:月経不順になってきたり、急に過多月経になったり、今までとちょっと違う症状が出てきたときは一度診てもらったほうがいいでしょう。木本さんのように月経周期が短くなってくるところもポイントだと思います。

木本:だんだん月経が長くなる人もいますか。

毛利先生:そういう方もいます。いずれにしても閉経はみんなに来ますから、そこまで順当に進んでいる人は、45歳くらいから月経周期が短くなったり、長くなったりして、50歳前後で閉経します。その年齢が早まって30代後半で閉経になるようだと異常なので治療が必要となります。

 
30代後半でだんだん月経周期が短くなってくるとなると、ホルモン値を測って異常がないか診た方がいいでしょう。
 
自分のカラダのこと、基礎体温でわかるの?
 

毛利先生:あとは基礎体温をつけることです。基礎体温は、動くと体が代謝をはじめて熱を出すので、5時間以上寝て起きたらすぐに脇ではなく舌下で婦人体温計を使って測ります。そうすると体がなにも運動していないベーシックな体温が分かります。

木本:基礎体温というのは排卵しているかどうかを知るためのものですか。

毛利先生:そうです。排卵があるかどうか、自分の周期がどうなっているかを調べるものです。基礎体温をつけていて、月経で痛くなった日やセックスをした日、おりものが増えた日なども書くようにすると、それぞれと体温との相関が分かって面白いと思います。それで自分のカラダのことがよくわかるようになってきます。

 
 

木本:基礎体温をつけるのを1日でも忘れたらいけませんか。

毛利先生:無理に気負ってつけることはありません。つけ忘れたところは飛ばして、次の日の値まで線を引っぱればよいです。婦人体温計を枕もとに置いて、起きたらすぐに計れるようにしておけば忘れにくいでしょう。ずぼらな方には、体温計自体に記録機能が付いているものがありますので、そういうものを利用してもいいかもしれません。

木本:基礎体温をつけたデータはどのくらいの期間有効と考えていいですか。

毛利先生:当院では、受診の際に最新2か月のデータを持ってきてもらいます。1年前のデータを持ってきて最近調子が悪いといっても、役に立ちませんから最新のものが必要です。

木本:先ほどおりものが増えた日を基礎体温と一緒につけておくとおっしゃいましたが、それはどういう時に変化が見られるのですか。

毛利先生:排卵直前です。増えるというか、精子を受け入れやすいようにサラサラとしたおりものになってきます。

木本:おりものの悩みを持つ患者さんも多いですか。

毛利先生:そういう方も多いですが、おりものの多さに加えて、かゆみや色が付いてきたからと来診される方が多いです。そういう方のほとんどは雑菌が原因だと思います。

木本:かゆくなったりする場合、クラミジアではないかと思いがちですが。

 

毛利先生:雑菌の方がほとんどでしょう。でも、若い女性の性病を検索すると一番に出てくるのはクラミジアですから、自分はクラミジアではと思ってしまうのです。

木本:そうした雑菌を防ぐには清潔にするように気をつければいいですか。

毛利先生:そうですね。あとはウォシュレットなどで洗いすぎないことです。粘膜に覆われた弱い腟をいつも洗ってばかりいると脂分がなくなって、雑菌が腟内に入りやすくなってしまいます。

木本:シャワーでの洗浄はどうですか。

 
 

毛利先生:シャワーも一緒です。脂分がなくなるので洗浄しすぎること自体がいけないのです。洗浄しすぎると、そこにカンジダというカビが付きやすくなります。カンジダが付くと猛烈にかゆくなります。

木本:でも、清潔にするために洗浄した方がいいと思っている人はやはり多いと思います。

毛利先生:カンジダになって来院して、どういうことをしていたか聞いてみると、お風呂のときに石鹸でゴシゴシ洗っていたとか、それからおりものが増えたからおりものシートをしていたといいます。おりものシートはむれるので、余計そこに雑菌が付きやすくなります。ですから、それらをすべてやめなさいとアドバイスします。シャワーでなでるだけでも十分悪いものはとれるから大丈夫です。

木本:わかりました。日頃から正しいと思っていることの中にもいろいろな誤解があるのですね。先生のお話をこれから健康のために役立てたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

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