緊急避妊ピルの処方が間に合わず、望まない妊娠をしていることに気づいた場合、なるべく早く医師に相談することが大切です。
妊娠を中絶する方法について、医師が説明してくれるはずです。
妊娠初期(12週以内が理想)に実施すれば、妊娠中絶は比較的安全な方法ですが、何年にもわたって心理的な影響が残ることがあります。
従って、決断を下すために様々なサポートを受けることが重要です。しかし、そのサポートがどちらかの決断にかたよった人からのものではいけません。それは両親であることもあれば、ボーイフレンドや女の友人からのサポートの場合もあるはずです。また、カウンセリングを行っている医療機関もあります。
サポートを受けても最も重要なのは、あなた自身がどのような決断をするかということなのです。 |
| |
|
| |
望まない妊娠を防ぐためには、自分にあった効果の高い避妊法を選択し、継続的に実施することが大切です。 2度と中絶を繰り返さないために、是非、効果の高い避妊法を始めること、考えてみてください。
効果の高い避妊法には、『子宮内避妊システム(IUS)』、『低用量ピル(OC)』、『子宮内避妊用具(銅付加IUD)』があります。詳しくは、医師に相談してみましょう。
|
| |
|
| |
子宮内に入れる小さな器具ですが、女性ホルモン(黄体ホルモン)を放出するタイプです。 OCの高い避妊効果とIUDの長期(最長5年)にわたる避妊、この2つの特徴を併せ持っています。 これらの中で最も効果の高い避妊法です。
■メリット
| ・ |
月経量が少なくなり、月経痛を緩和する |
| ・ |
薬の飲み忘れがない |
■デメリット
| ・ |
装着後数ヵ月間は月経以外の出血が続くことがあるが、時間の経過とともに、出血の日数や量は少なくなる |
|
|
 |
|
| |
| 詳しくは子宮内避妊システム(IUS)へ |
| |
|
| |
女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)を含んだお薬です。正しく服用すれば排卵が抑えられるため、効果の高い避妊ができます。
■メリット
| ・ |
月経周期が規則的になる |
| ・ |
月経量が少なくなり、月経痛を緩和する |
■デメリット
|
|
 |
|
| |
| 詳しくは低用量ピルへ |
| |
|
| |
子宮内に入れる小さな器具で、銅がついているタイプです。 子宮内の環境を変えることで妊娠を防ぎ、一度の挿入で2~5年間、避妊ができます。
■メリット
■デメリット
|
|
 |
|
| |
| 詳しくは子宮内避妊用具(銅付加IUD)へ |
| |
|
| |
| 日本で最も多く使用されている避妊法はコンドーム、次いで腟外射精です。これらの1年間に妊娠する確率は? |
| |
| ・ |
コンドームの一般的な使用:約7人に1人(15%) |
| ・ |
腟外射精:約4人に1人(27%) |
|
| |
| よって、これらは効果の高い避妊法とは言えません。ただし、コンドームは性感染症を予防できますから、効果の高い避妊法とあわせて使用しましょう。 |
| |
| 方法 |
失敗率 |
| 理想的な使用★(%) |
一般的な使用★★(%) |
| IUS |
0.1 |
0.1 |
| OC |
0.3 |
8 |
| 銅付加IUD |
0.6 |
0.8 |
| コンドーム |
2 |
15 |
|
| ★: |
選んだ避妊法を正しく続けて使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合 |
| ★★: |
選んだ避妊法を使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合(経口避妊薬については、のみ忘れを含めた場合の失敗率) |
| |
[出典:Hatcher,R.A.et al. : Contraceptive Technology : Eighteenth Revised Edition, New York : Ardent Media, 2004] |
|
| |
|