症状は、精神的なものから身体的なものまでさまざまです。
通常、月経周期の前半は、女性ホルモンのエストロゲンが優位に働き、精神的にも活発で、体も動かしやすい時期ですが、排卵後の月経周期後半は、排卵後に卵巣にできた黄体から分泌される黄体ホルモンの効果で、体はむくみ、精神的にもゆううつや不安定になりやすいものです。これが増強されると10代~20代でも起こりますが、ホルモンバランスが微妙に変化してくる30代前半から多くなってきます。つまり、エストロゲン分泌が微妙に低下すると、黄体ホルモン(プロストゲン)効果が強く出るわけです。
ホルモン分泌はストレスの影響を受けるので、対処の仕方は、ストレスを避けたり、適度な運動をする、月経周期に合わせて食生活などの生活習慣を工夫するなどがあります。
この病気はストレスなどによっても症状が悪化します。日頃からストレスをためない生活を心がけ、とくに月経前はリラックスするようにしたいものです。また、日頃から基礎体温をつけて自分の月経周期を知っていれば、月経前症候群に対する心の準備もできるでしょう。
それでも症状が重い場合や日常生活に支障が出る場合は、婦人科を受診して治療薬を使うことも、PMSとうまく付き合う方法の1つです。 |