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ハート&マインドセラピー
 

合コンで知りあい、彼の積極的なアプローチでつきあい始めて半年。
前の彼のなんでも私まかせの態度がイヤになって別れたので、いまの彼には頼もしさを感じていました。ところが最近はなんでもすべて彼のペース。デートの場所も観る映画も、食事のレストランも、最近は着ている服にまでアレコレ言い始めて、自分の思い通りにならないと不機嫌になります。単なる押しつけがましい自己チュー男を頼もしいと勘違いしたわたしが馬鹿?でも彼、ベッドのなかでは思いやりがあって素敵なので(男の品性は最後にベッドで表れる、わたしの持論です)、まだ別れる気にはなれません。
彼の一方的な態度や行動を直す方法ってあるんでしょうか?わたしは、これから彼とどんな風につきあえばいいのでしょうか?
(26才・会社員)

 
男女間の問題に野間先生がお答えします。
 
貴女ご自身は、彼とどんなふうにつきあいたいのでしょうか。
そして彼に、自分をどう伝えたいのでしょうか。

彼を変えることは不可能です。しかし自分を変えることは、出来るでしょう。“過去と他人は変えられない”・・・のです。
さてあなたの彼のことに話を戻しましょう。
一緒にいるときに、何をして過ごすか・・・彼が全てリードして貴女を楽しませてくれたのですね。さぞ楽しいときだったのでしょう。ハニムーンですね!この期間、きっとあなたは全てを任せて、安心して彼に甘えていたのでしょう。その半年の間に、頑固で一方的な彼の支配的な部分・・・“パパ”がむき出しになってきたということでしょうか。

依存することと、支配することは好一対なのです。
依存的な人にあれこれと優しくお世話をする、あるいは指図してコントロールするということはよくあります。これは親子のような関係です。大人同士だと、お互いっこで世話をされたりしたりで、ほとんどは対等に意見を言いながらお互いがよいようにやっていくのでしょう。どちらかが我慢している、あるいは相手の世話をして、批判をしてコントロールするばかり・・・こういう関係だったら長続きは難しいでしょう。
ちなみに貴女は彼に何かおねだりすることがありますか。あるいは彼のお世話をすることや誉めたりねぎらったりすることは如何でしょうか。そしてまた、ご自分の意見を言って彼の意見を聞きながらその違いや同じものを見つけていく・・・そんな経験はあるでしょうか。相手を変えることは出来ませんが、自分のやり方で相手の反応が変わる事は期待できます。実行してみてください。

自己中のわがままと頼もしい事の大きな違いは、相手のことを思いやる気持ちがあるかどうかです。

自分の意見を持っていながらも、相手が何を望んでいるのかどんな気持ちでいるのか・・・といったことを気にかけているということ。
カップルが長続きするためには、お互いが楽しみにしていること(趣味や遊び・食事の好みなど)の共通点があることとお互いを気にかけて大切にしていく気持ちがあることが大切です。“貴方ごのみ”に振舞うことばかりに気を配っていたり、一方的に振舞っていたりする関係ではいずれひずみが出てくるでしょう。
自立した女性としての交際を望むのなら、自分を大事にするのなら、相手に甘えたりお世話をしたりすると同時に、自分の意見を伝えることです。自分の感情や考え、行動に責任を持ってそれを大切にすることです。
たとえば彼があなたの服についてなにか言ったら「ごめんなさい、わたし着るものは自分で選びたいの」と、ご自分の気持を伝えたらいかがでしょう。彼が不機嫌になったら「あら、どうしたの。わたしはあなたの着せ替え人形じゃないのよ」と、ソフトにユーモアを交えていってご覧になったら。

今までのあなたのやり方を変えることで、彼の反応も変わるかもしれません。

「わたしが彼を不機嫌にさせた」のではなく「彼が不機嫌になっている」、そう考えてみてください。そうすると、あなたとの問題ではなく彼の問題として見えてくるでしょう。そうしたら「どうして、なんでおこっているの?」と尋ねられます。
「あなたが中華料理と言ったのにわたしがイタリアンを食べたがったから?そんなに不愉快になるほど中華が食べたいのなら譲るわよ」と。すねたり怒ったりしないで平静に自分の意志や希望を伝えましょう。そして、お互いの意見を出し合いそれを調整するネゴシエーションの技も磨いてください。
「わたしのせいで彼が不機嫌になる」「わたしが悪いから彼が去ってゆく」、あなたがそういう発想におちいりがちだとすれば、それは間違いです。彼が不機嫌になるのも彼が去ってゆくのも、基本的に彼の事情なのです。人が考えたり感じたりすることは皆その人の責任です。
ただ同じようなことがくりかえし起こるようであれば、あなた自身、自分のやり方がどうだったのか気持ちはちゃんと伝わっていたのか、振り返って考えることは、あなたのこれからの成長にとても役に立つでしょう。
 
 
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