生理中の不調 【月経困難症】

特に原因となる病気がないものを機能性月経困難症といいます。この生理痛は子宮の収縮が強く起こるために感じるもので、生理の始まった日に感じることが多いようです。特に十代の若い女性に多く、歳を重ねると弱くなっていくのが特徴です。生理の出血量が多い生理の初日から2日目に特に強い生理痛がみられます。
生理痛が長く続く場合や、生理後まで続く場合は、子宮に何らかの病気がある可能性が高くなります。また、急に生理痛が起こるようになった場合も注意が必要です。多くは20代以上で起こり、加齢とともに強まっていく傾向があります。
器質性月経困難症を引き起こす三大疾患は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症です。まれに、子宮や卵管、卵巣の感染症である骨盤腹膜炎により症状が出ることもありますが、この場合は生理に関係なく腹痛などが起こります。また、子宮筋腫は、生理に関係なく痛みを起こすこともあります。
月経困難症を招く三大疾患の特徴
出典:主婦の友社「月経痛と月経困難症」(P42)
| 子宮内膜症 | 子宮筋腫 | 子宮腺筋症 | |
|---|---|---|---|
| 発症時期 | 20~40代 | 30代以降に多い | 40代以降に多い |
| 放置すると | 卵巣のう胞や腹膜癒着を起こしやすい | 腫瘍の増大や貧血の進行がみられやすい。ときに変性する。閉経後は縮小する | 貧血の進行。特に生理中の耐えがたい痛みの進行、子宮の腫大 |
| 痛みの特徴 | 生理痛、性交痛、腰痛 | 生理痛、下腹部痛、腰痛 | 強い生理痛、腰痛 |
| その他の症状 | 不妊になりやすい | 過多月経、貧血 | 過多月経、貧血 |

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