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望む妊娠へのプラン
    妊娠前にチェックしておきたいこと
    妊娠前の健康管理10項目妊娠に影響のある感染症
 
女性の多くが妊娠に気づく前の妊娠4週目ごろから、すでに胎児の器官がつくられはじめます。あなたの妊娠前の行動が、妊娠中の母体と胎児の健康に影響をおよぼします。
 
次に当てはまる人は、年齢に関係なく妊娠を決意する前に医師の診察を受けることが大切です。
  慢性疾患(糖尿病など)や発作性疾患、高血圧がある
  本人またはパートナーのいずれかに遺伝性疾患(血友病など)の家族歴がある
  長期間にわたって投薬を受けている
 
健康上の問題があるのに治療をしないでいると、母体と胎児が危険にさらされるおそれがありますので、産婦人科医に相談しましょう。
 
 
    妊娠前の健康管理10項目
 

1. 禁煙する、そして受動喫煙もさける
喫煙すると妊娠しにくくなる可能性があります。妊娠中の喫煙は胎児の健康に深刻な影響をあたえるリスクがあります。喫煙で胎児の成長の遅れやアレルギーのリスクが高くなることが研究で示されています。妊娠する前こそ、禁煙に最適なタイミングです。他人が吸うタバコの煙も有害です。妊娠前と妊娠中は受動喫煙も避けるようにしてください。

 
 

2. アルコール飲料を飲まない
妊娠中にアルコール飲料(ワイン、ビール、カクテル、リキュールなど)を飲むと、流産の確率が高くなり、胎児の身体と精神に悪い影響をおよぼすリスクがあります。

3. 違法薬物を使用しない
薬物を使用すると、流産や早産の確率が高くなり、胎児の身体と精神に悪い影響をおよぼすリスクがあります。

4. ヘルシーな食事を心がけ正常な体重を維持し、エクササイズを実行する
毎日バランスのよい食事を心がければ、体調を整えて最適なコンディションで妊娠に臨むことができます。脂肪や糖分の摂りすぎに注意し、カフェインを控えましょう。コーヒーやお茶、カフェイン入り炭酸飲料などのカフェイン摂取量が多いと、妊娠しにくくなるという説があります。
太り気味の人は、妊娠する前に減量を心がけてください。 やせ気味の人は、少し体重を増やした方が妊娠しやすくなるかも知れません。ただし妊娠をした後で減量するのは止めましょう。胎児に悪影響をおよぼす可能性があります。体重の維持や減量、体力づくり、ストレスの解消にはエクササイズが効果的です。運動不足の人は、これから運動をはじめる良いきっかけにもなります。安全で効果的な運動について、医師や看護師に相談してください。

5. 葉酸を摂取する
妊娠前と胎児の脳と脊髄が発達する妊娠初期は、毎日400マイクログラムの葉酸を摂取するようにしましょう。大麦やふすま、玄米、ラム肉、牛肉、鶏肉、鮭、まぐろ、エンドウ豆、レンズ豆、葉物の野菜、根菜、オレンジ、ナツメヤシの実、牛乳など、葉酸(天然ビタミンの一種)を含む食物を採り入れたヘルシーな食事を心がけてください。

6. ストレスをためない
妊娠前後も妊娠中も、ストレスは母体と赤ちゃんに良くありません。あまりストレスがたまると、早産や出生時低体重、流産のリスクが高くなります。

7. 感染症にかからないようにする
感染症の中には発達中の胎児に悪影響をおよぼすものがあります。肉や卵を食べるときは十分に火を通し、果物や野菜はよく洗ってください。牛乳は加熱殺菌されているものを飲むようにしてください。

8. 有害物質や薬品を使わない
一部の洗剤や殺虫剤、溶剤、古い水道管を通って鉛を含んだ水は胎児に危険をおよぼすことがあります。薬品や塗料も使わないでください。

9. 遺伝について学ぶ
あなたと家族の病歴や健康状態についてのデータに基づき、かかりつけの産婦人科医や看護師から、先天性異常のある子供が産まれるリスクについて遺伝学専門のカウンセラーの説明を受けるように勧められる場合もあります。

10. 妊娠前検診を受ける
かかりつけ医師のサポートがあれば、最適な健康状態を保つことができます。医師は妊娠があなたにどんな影響をおよぼすかを説明し、服用中の薬がどんなもので、必要な予防接種を受けているかどうかをチェックしてくれるでしょう。

パートナーの健康管理もお忘れなく!妊娠の確率を高くするためには、パートナーが自分自身の健康を気づかうことも大切です。

 
 
    妊娠に影響のある感染症
 
妊娠に関係のある小児疾患
  風疹の免疫があるか?
   

風疹の免疫があるかどうかわからない場合は医師の検査を受け、必要に応じて予防接種を受けてください。

妊娠初期の12週間に母体が風疹に感染した場合は、聴覚障害や視覚障害、知的障害を持つ子供が産まれる可能性があるため、その時には担当医師とよく相談してください。

妊娠中、風疹にかかった人との接触を確実に予防する方法はありません。風疹の場合、はしかの発疹のように、目に見える兆候があらわれないことがあるからです。

現在では生後12ヶ月~90ヶ月未満の小児は予防接種を受けることになっていますが、中には受けないままの人もいます。風疹の予防接種を受けたら、妊娠するまで3か月以上の間隔を空けるようにしてください。


  水痘
   

水痘(水疱瘡)は、妊娠中に母体から胎児に感染する可能性がある小児疾患です。帯状疱疹は水痘ウイルスの局所的な再活性化によって、通常は感染から数年後に発症します。痛みがあり、たくさんの水疱が身体の一部に集中して発生します。妊娠中の帯状疱疹により先天性異常を持つ子供が産まれた例も報告されていますが、そのリスクは、あったとしても非常に低いものです。とはいっても、妊婦が感染した場合は医師に相談して、母子の合併症を予防する方法を講じましょう。

自分が感染しているかどうかわからない場合は医師に相談してください。

 
その他の感染症および疾患
  トキソプラズマ症
   

ネコの排泄物や土をいじるのは避けてください。トキソプラズマ症という感染症の原因となる寄生虫が含まれている可能性があります。生の豚肉を食べて感染する場合もあります。トキソプラズマ症は胎児に悪影響を与えます。


  性感染症(STD)
   

あなたとパートナーはふたりとも医師の検診を受け、STDなどの感染症にかかっていないことを確認してください。生殖器の疾患は「沈黙」しており、多くは症状を示しません。妊娠前に治療してしまうことが最も安全・確実です。妊娠後は、治療薬が胎児に悪影響をおよぼし、胎児の発達を妨げることもあるため治療がさらに難しくなります。

 
 
  基本情報:性感染症(STD)について詳しい情報はこちら
 
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